
初めて子犬・子猫をお飼いになられる方へ
まずは貴方が今迎えた小さな命に対して「生殺与奪の大権」を お持ちになった責任の重さに恐れ戦いてください。 貴方はこの「小さな命の尊厳と安寧」の全てを決定する権限と責任を 付与されたのです。この命は貴方の人生でかけがえのない伴侶にも、他人にとっては極めて危険な凶器ともなりえるのです。 小さな命に対して全ての責任を取る覚悟を決めてください。 この責任を取れないヒトは直ちに動物の飼育をおやめ下さい。
−先人の教訓−
三つ子の魂百まで
(幼い時の性質は老年まで変わらない−広辞苑−)
昔の人は幼児期の精神生活の有り様、子供の成長環境や親の躾がその子供の後の人生において取り返しのつかないほど大きな影響を持つことを伝えています。
氏より育ち
氏素性のよさより子供から大人になる間の環境・教育が人柄に影響するところが多い−広辞苑−
野良猫根性
生後1ヶ月以内にヒトの手に触れることなく育った野良猫はその後どんなに飼い主が愛情を注いでも、心の奥深くから人間を警戒する猜疑心が抜けないのが一般的です。−著者注−
貴方は今迎えた小さな命を掛け替えのない人生の伴侶としますか?
それとも「厄介者の居候」との生活を選択されますか?
ワンちゃんも猫ちゃんも生まれて最初の半年間の躾、飼い方、食事の管理が極めて重要です。犬も猫も最初の一年でヒトの15歳まで成長します。 彼、彼女らの一日はヒトの半月であることをまず銘記してください。
(1)小さな命を貴方のかけがえのない伴侶とするために
社会生活、家族の間にも基本的な規範、ルールがあるのと同様、動物との共同生活にも原則的な取り決めが必要となります。この取り決めは動物たちにも守ってもらわなくてはなりません。 成長期約1年の間の動物に対する教育(躾)が今後十数年の動物との共同生活の有り様を決定します。 「猫かわいがり」、盲目の愛情は動物を決して幸せにはしません。 ヒトと同様、動物も「親代わりの貴方」の躾と、他人や他の動物たちと触れる事による社会教育によりはじめて一人前に成長します。 無法者との十数年の苦労を背負い込まない為に何なりとご相談下さい。
(2)正しい食餌管理の方法をご相談下さい。
まず動物固有の生態を正しく理解することが必要です。適正な食餌の質と量、与え方により病気に強い健康な動物に育てることが出来ます。 今日動物病院に来院する多くの疾病の原因が食餌管理の過誤によるものです。「医食同源」いま改めて噛締めるべき名言です。





